『初めて恋をした日に読む話』6巻は、雅志派の方は大歓喜…!な巻でした。
それでは、さっそくいってみましょう~。
5巻についてはこちらから↓

6巻 「不憫な雅志」が好きすぎるのでまとめていく6
14話
いじられた後にガチへこみの雅志
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順子と牧瀬さんで飲んでいるところに、美和ともんちゃんと雅志。
(ざっくり言うと牧瀬さんは、由利君の2つめの塾講師だったのだけれど、年齢、学歴詐称でクビになってしまった。さらに、学生時代雅志が好きだったりする。)
5人で飲んでいると、美和が牧瀬さんに辛口でつっこみまくっていたんだけど、雅志がカバー。
雅志が、牧瀬さんに独身なの?と聞かれ、なぜか美和が答える。
順子の前でいじられて涙する雅志。笑
雅志、気を取り直して、会社のホテルディナーに順子を誘う…のだけれど、その日は山下君と約束があると断られてしまう。
それには美和も付き合ってるのかと、びっくり。
順子と山下君は付き合ってはいないが、順子が母親から結婚相談所に登録すると言われてしまったため、一度くらいいかと思ったようだった。
雅志は何も言えなくなってしまった。
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美和にいじられるのは恒例行事のようになってきましたね…笑 すきです。
前巻の「雅志には知られたくなかった」からの、山下君との約束。
雅志のなんにも言えない感が意識されてないんだなーってわかってキツいですねー…。
由利君を見つけた雅志
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会社帰りの雅志。
カフェにいる由利君を見つけ、話しかけますが、元気がないことに気がつきます。
そこで雅志は家に誘い、好きにしていいよと由利君へ。
仕事をしていた雅志が休憩。
由利君の様子がおかしかったので、順子に連絡しようとしますが、山下との約束の日だったなと思いとどまります。
雅志が由利君の様子を見に行くと、眠ってしまったようで、ベッドに運び―
目に入ったのは、順子の付箋でいっぱいになった由利君のノート。
「嫌になりそうになったことないんですか」
と、昔 由利君に言われた言葉を思い出し…
…君はいいな
順子と嫌いになったり嫌われたりできて
例えば君が受験を途中で投げ出したりしたら
あいつは君を本気で嫌いになるだろうなでも 俺は違う
多分 一生
安心できる従兄弟なんだ一度でいいから
嫌われたり憎まれたり
不安になる程想われてみたいよ
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由利君のノートを見てポロっと出てしまいましたね。
もう…雅志の本音が切実すぎて、「不憫な雅志」が好きとか言ってごめんよって気持ちです。
普通に由利君の心配したり、面倒みたりするとこもいい人だなーと思いますしね。
あと、由利君雅志の独り言聞いてる。どう思ったんだろうか。
順子に会いに行く雅志
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山下君と会った後、家に帰って電話する順子。
山下君との電話を切ったところに、雅志が―
雅志は由利君の様子がおかしかったこと、気を付けた方がいいと順子に伝えます。
そして、山下とはどうだったかという話へ。
順子は楽しかったと、今日のできごとを話しますが、その後、
雅志は? この前 牧瀬さんに独身か聞かれてたじゃん
あの子なんだかんだ悪い人じゃなさそーだし雅志と付き合ったら嬉しいかも
固まる雅志。
立ち上がった雅志に、送るよという順子。
お前 本当に何も気付いてないの?
雅志は順子にキスをして―
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雅志がついにやりおったぞ!やったぞ!
山下君とのデートや、由利君といたときのド凹み呟きやら見ていてキツイわと思ってしまったし、トドメに牧瀬さんのこと。
今回は神妙な顔が何ヶ所かあって、本当に落ち込んでる感じがしていて、痛めつけられまくりで、もう許してあげてよ…って気持ちになってしまった。
スルーされまくりなんだからこれくらい許せよな!これくらいやんないとわからないんだよ。いいよ私が許すよ。笑
15話
順子にキスをした雅志
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順子にキスをした雅志。
が…順子の拒否顔がヒドイ!
…からの、ベランダから雅志をぶん投げ。笑
【雅志】
順子!!! やめろ【順子】
気でもふれたか雅志―――――!!!
とりあえずベランダには上がりましたが…
【順子】
私達は酔ってた!【雅志】
酔ってない!!!!!
と言い合いが続いていたところに、順子父。
順子父と雅志、普通に世間話―
順子父が話し終わって残った順子と雅志。
気まずい。笑
帰ろうとする雅志
――順子
言っておくけど
俺は何も間違ってなんかないからな
からの頬にキス。
帰っていく雅志にボーゼンとする順子。
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よくやった雅志って言いたい!
順子の顔とか反応はアレですが、スルーはされてない!笑
間違ってないって言いきったのもよかったですね~。
親戚の結婚式での雅志
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親戚たちに独身だということをやいやい言われてしまう順子と雅志。
しまいには「お前ら結婚したらどうだ」と言われ、大ダメージを受けヘトヘトに…。
親戚たちから逃れ、ふと 目が合ってしまう。
慌てる順子に、雅志が
【雅志】
――順子
この前はごめん断り入れなかったことだけあやまる
【順子】
なっやぁめてよ間違いでしょ
大丈夫忘れるから…【雅志】
忘れるなひとつも間違ってなんかない
俺 ずっとお前が好きだったんだ
中学の頃から
どんどん綺麗になってくお前を一番近くで見てた
謝ろうとする順子。
でも、雅志はまだ続けます。
どんだけ長い間想ってたと思ってんだ
即答するな
まだ遮ろうとする順子に、
――何日でも 何年でも待つ ちょっとは俺で悩め
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雅志すごい!
ちゃんと言えるじゃないか…と感動した。(これには後日 美和も涙。笑
今までの不憫な扱いじゃなくて、一切ギャグ感もなく、イケてる雅志でした。やればできる子。笑
扱いがひどかったり、へっぽこなだったりとか…いわゆる当て馬な人が、頑張る瞬間が大好きなんですよね。
結果が駄目でも良い。この瞬間のためにあとが駄目でもいいっていう。笑
ほんと、順子にはちゃんと悩んでほしいよ。どれだけ長いこと待ったと思ってるんだ。
3巻も好きだったけれど、順子がスル―だったからね…。
ここまではっきり言わせたんだから、駄目でも適当には返さないでほしいですね…。
7巻についてはこちらから

それでは今回はこの辺で。ではでは~。
持田あき『初めて恋をした日に読む話』6巻 集英社 マーガレットコミックス より