『初めて恋をした日に読む話』の2巻を読みましたので…今回は「不憫な雅志」が好きすぎるのでまとめていく2をお送りします。
またまた、雅志のことしか書いていませんがよろしくお願いします。笑
それではいってみましょう~。
1巻についてはこちらから↓

2巻 「不憫な雅志」が好きすぎるのでまとめていく2
4話
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カフェに順子、由利君+マイヤン4人(由利の友人たち)にエトミカ(3話の合コンで知り合った子)。
順子が帰ろうとしていたところに、雅志が入ってくる。
マイヤンたちはさっきまで「デカい車に乗ってる」、「できる男の代表みたい」と言っていた人が順子の知り合いだったことに驚きを隠せない。
ここで、由利君と雅志初対面。
雅志は、「君みたいな奴が入学したら東大も面白くなりそうだ」「順子の教え子なら協力する」と言うが、自分でやると断られる。
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その後、車の中の雅志と順子。
由利君がヤンキー高の南高の制服だったことに気が付き、順子に問いかける雅志。
順子は由利君の伸びしろや落ち着きを見て、東大も夢じゃない気がすると言う。
そんな順子を見て呆然とする雅志。
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雅志は順子の友人美和ともんちゃんを呼び出して由利君のことを聞きだす。
【雅志】
フ フーン…
じゃあ あの彼は あのルックスでお育ちも良くてなおかつ東大に入ろうとしているのだね…?【美和】
あ もんちゃん
遠慮しないで この人 初恋童貞こじらせて仕事だけが生きがいのもうすぐ仙人になる人だから【雅志】
おい黙れ元ヤンそうでなくても不安因子はあるんだ
順子は あの通り勉強ばっかしてきただろ【美和】
おめーもな【雅志】
あんなヤンチャなタイプに弱いんじゃないかって…【美和】
雅志
あんた程残念な男はいない【雅志】
…あ?【美和】
いい年して
モジモジハラハラ
あんたじゃ不良高校生に男気で負けてる
…そんな感じ夜が更けてゆく。
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順子の由利君への入れ込み様にちょっと焦る雅志。
マイヤンたちから雅志は「ハイスペックいとこ」と言われ、傍から見ればいい感じなのに…。
実際は、順子のことになると本当に残念。
だが、それがいいのだ。笑
1巻で部下の西大井にかなり言われていましたが、今回も友人の美和にボロボロにされていました。
ざっくり見ても、扱いが1番下な感じがするよ。
いじりやすいんでしょうね。私もいじりたいです。笑
5話
美和の回想からはじまる5話。
順子が高校生のとき、ヤンキー同級生の山下の勉強を見て毎回赤点ばかりだったのに平均70点越えになったという話。
この中でも雅志がチラッと出てくるのだけれど、相手にされてない感。ややモブ臭がする。笑
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雅志を見つけてタクシー代わりにする美和。
車の中で順子と電話をしていて、順子と山下が会ったことを知り、せっかく明るくなってきたのに高校時代のことを思い出すのではないかと心配する。
順子にいい相手はいないかと思い ふと、雅志に順子のどこが好きなのか聞く。
【雅志】
どこって…
どう見ても びっ 美人だろべ 別に
見た目だけじゃないぞ
一生懸命なとことかだなっっ【美和】
は?それでいいし30年以上のつきあいで なお「きれい」「可愛い」「好き」これが言える男は年収3000万に値する
【雅志】
そ そうなの?最近さ なんか違うだろ
生徒のために自分も勉強会行きだしたりして
ここへ来てなんか夢中で打ち込んでる感じがさ
何でも出来たあの頃より 失敗して また頑張ろうとしてる今のあいつの方が 余計 諦めたくないんだよ
その言葉を聞き、美和は雅志のことを見直し、「順子を落とすぞ!!」という事に。
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雅志と美和の関係も面白いんだよな。下僕感があって。笑
美和と同じく本当にいいじゃんと思いました。雅志、不憫キャラなくても好きだな。
人の泥臭い感じっていうのは良いですよね。それを、良いと認められる人も。
不憫回ではないのですが、良いところだったので書きました。
こういう回を見ると、あーやっぱり報われてほしいなと思うのですが、まあ…まだまだ不憫でいてほしいですね。
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別の日。
もんじゃを食べている順子、美和、もんちゃん、由利君にマイヤンたち。
お開きの時間、デロデロになった順子を迎えに来たのは雅志。(美和が呼んでた
雅志、大きなバラの花束を抱えてやってきました。
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スベってない?!と心配になりましたが、どうなんでしょうか。笑
ここで次回に続く。
6話
バラの花束回からの続き。
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酔った順子を口説いてみろと言ったのは美和でした。
しかし、デロデロの順子。周りに人も多すぎる。
雅志は切り替えて、美和の「ヘタレな面を見せすぎ。仕事できる部分を見せろ。」というアドバイスに従います。
【雅志】
それで再来週一週間程 軽井沢に出張に行くんだが順 休暇がてらお前も来ないか
一度お前とちゃんと話がしたい【順子】
何言ってんの
この子から一週間も離れられるわけないでしょ!
と、由利君の頭を抱えて言われて、雅志ショック。
順子はふと思い出します。
塾のパンフレットを見ると、再来週は軽井沢のすぐ近くで合宿があることが判明。
マイヤンたちも同じ頃就学旅行が軽井沢だったことを思い出します。
―――
全然由利君の勉強に集中できないと嘆く順子。
流れで雅志の話が無しになりそうですが…美和が順子に雅志のことを推してくれていました。
【美和】
ダメアラサーでも恋愛できる「もう神じゃん」って男子がこの世にはいますそれはずばり『もはや家族!昔からの知り合い男子』
【美和】
順 合宿中でも雅志に会う時間作ってやんなよね
でも、順子には何にも伝わってないよう。
由利君のことばかりのようです。
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雅志も美和の言葉を受けて、行動してるんですよね。
でも、バラの花束は滑ってるし、順子にもバッサリだし、由利君のドヤ感は面白すぎるし。
…残念でしたね。
うーん、これでこそ雅志。笑
美和も雅志に言うだけでなくて、順子側にも雅志のことを推してあげているんですよねー。
まったく伝わってけども。
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話は別の場面。
仕事を詰め込みまくりの雅志に、他に仕事を振りましょうよという西大井。
しかし、軽井沢に行きたい雅志は無理やりでもすると言う。
休憩中、雅志は自分が東大だということで悪口を言われるのを聞く。
そんなことを耳にしていると、雅志は順子が東大落ちたことも悪くなかったのではと思う。
「東大」で「女」、自分以上に社会から色々言われてしまうのではないかと。
西大井に仕事を成功させるとかっこ良く言ったものの…
【西大井】
イトコさんにフラれた一緒にディ○ニー言ってあげますね
怒りに震える雅志。
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出来る雅志のターンだと思ったら、やっぱり西大井がやってくれて嬉しい私です。笑
わかっていらっしゃる。
でも、本当雅志はずんこのことを大事に思ってるんだよなーと思うとちょっとは気づいてあげてほしいなと思ったり。
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雅志仕事をやり切り、これで軽井沢!
【西大井】
お見事でした
今の八雲さんならイトコさんも5分くらいは話し聞いてくれると思います。【雅志】
俺 お前やめて
ペッパー君がいい…
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西大井、褒めてる?バカにしてるよね。
ちょっとでも西大井が出てくると期待してしまう私がいる。笑
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雅志と西大井が2人で話していたところに、他の課の人たちが。
軽井沢や仕事のことに嫌味を言われてしまいます。
せっかく仕事が終わったのに、売り言葉に買い言葉でまた仕事を抱えてしまいました。
―――
徹夜で仕事をする雅志。
道端で順子から電話がかかってきましたが途中で倒れてしまいます。
倒れている雅志を見つけ、由利君は順子の携帯に電話を。
順子が到着し、気を失っていた雅志が目を覚まします。
「明日までに三重まで荷物を運ばないといけない」という雅志に、「三重なんて5時間かかる」と驚く順子。
順子は私がやると言います。
はじめは止められますが、自信があると言い切る順子に雅志は頼ります。
そして、順子と由利君、雅志を乗せて出発。
最終的に荷物を納めることができました。
雅志も目を覚まし、順子と話をしているところで
【雅志】
順子 俺 お前が好きだ
と後部座席から抱きしめ告白。
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遂に言ったー!
ここで次巻に続くんですよね~。
なんて気になる終わり方。
ガチ告白感が伝わるのでさすがに順子もわかるだろうって感じですよ。
告白の結果はどうなるのか気になるところです。
順子に多少は雅志のことも考えてあげてほしいなと思う気持ちもありつつ、やっぱりバッサリやっちゃってほしいと思ってしまう私です。
あと、この告白現場を由利君ががっつり見ているんですよね。由利君も動くのか?!
そして、度々出てくる西大井がどんなことを言って雅志をえぐるのか楽しみでしょうがないです。
色々言いまくっていますけど、雅志好きなんですよ。笑
3巻についてはこちらから↓

今回はこの辺で。ではでは。
持田あき『初めて恋をした日に読む話』2巻 集英社 マーガレットコミックス より